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酒と音楽が好きなゲイのブログ

初恋

世の中の多くの人は道に生えてる花に興味を持たない。

毎日少しずつ変わる日常に対して自分の中の当たり前や常識を当てはめて生きている。そして、その当たり前や常識は多くの人が同じように考えていることと被っているので、自分たちが普通だという考えがどんどん固くなっていく。自分たちの考えから少しでも逸脱した人がいれば叩いて当たり前で、正すことが正義だと思っている。そんな世界だから、ありのままの自分で生きることはとても難しい。普通とか正しいって言葉を簡単に使ってくる人から逃げるのはとても大変だった。

容赦しない夏の体温が、おれの体に伝染して発汗する。準備をすることが間に合っていないのに到着した季節はジリジリと心も体も傷つけてくる。
外にいると熱気にやられて何もしたくなくなるし、恋愛のことも仕事のこともどうでもよくなってくる気がする。誰かに愛されることや幸せを追い求めてる足が止まる。自分に優しい言葉を差し出してくれる友達だけに連絡をする。きっと一生返ってこないDMを待ち続けるのはあまりにもアホらしい。それでもどこかで期待している自分がいるから、あの人のツイッターをリムーブしてはじめて本来の自分と向き合うことができた。

全部をわかってほしいなんてのは無茶だ。だから、少しずつでいいからお互いを理解する努力をしようよ。春の新宿御苑で手作りのお弁当を食べて、夏には立ち飲み屋で瓶ビール飲んで、秋になったら上野動物園で冬眠前の動物を見て笑って、冬は冷たいシーツの上で2人で眠りにつこう。毎日楽しいなんてのは幻想だし、悲しい時も寂しい時もあるのが当然だから、その度にお互いを愛することを忘れずに、これからも寄り添うための会話をしよう。何かいいことがあった日はコンビニでケーキを買ってお祝いしたいじゃん。一緒にお味噌汁を食べることも、缶チューハイを飲むことも、2人の間に訪れた突然の沈黙を愛することも、もう叶わないことだって思うと、指先が少し冷たくなる。

過去を振り返ることは簡単だし、思い出はいつだって美化される。だからこそ、今の自分と向き合って、幸せになる為の努力をする。幸せは向こうからは歩いてこない。自分で掴みに行くしかない。愛も恋も少しは前よりもわかってきた。昨日よりも今日幸せになるために、生きていく。

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