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酒と音楽が好きなゲイのブログ

東京

今、この瞬間、一瞬一瞬を切り取っていると世界があまりにも鮮やかで目を開けていられない。目を瞑ると脳の中で魚が泳いでいたり、腕を沢山の槍で突き刺される映像が見える。怖いとか気持ち悪いとかじゃなくて、単純に自分の本体が別の場所で息をしているのではないかと錯覚を起こす。事実、毎日は平行線を辿っているようだった。全て、自分の人生であることに変わりはないはずなのに。どうしてだろうか、シナリオ通りにいかない世界に腹を立てている自分がいるのに後ろを振り返ると屈服している自分がいた。お腹を壊してずっと動くことができないような日々を歩きながら、いつかこの腹の痛みが取れる日を待ちわびている。気がついたときには目の前は真っ赤な海で覆われていた。ここには誰もいない。誰もこれない。そうして生まれた愚痴や嘘で塗り固められた虚像が今のわたしを形成してやまない。心の中で降る雨をどうしたら止めることができるのかという妄想をしている。シャーペンの芯を出すだけで1日は終わってしまう。いつになればこの妄想から救い出してくれる。現世は罪。篩にかけて下に落っこちるのがおれだ。もうわからないという感想に尽きる生活で、全てに対して飽き飽きしているのかもしれない。他人には普通に生きていることに違和感を感じさせてしまう。そもそも普通って何。明日が来るのが怖いなら、明日を殺してしまおうね。もうここでは得られるものが何もない。それが東京だった。