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酒と音楽が好きなゲイのブログ

水鏡

4月に異動をして、一気に心がバグった。酒があまり美味しいと感じなくなった。また始まったのかと思う疲弊を愛する日々にあたかも自分が被害者のような面をして毎日本社に向かっている。満員電車も40分電車を乗ることも初めてで、それだけでなんだか疲れてしまっていた。何の気もなしに水曜会社を休んでしまったのはおれが悪いんじゃないって必死に否定して、社会のせいにした。部屋で1人でいると頭がおかしくなるのは前からのことで、何かを買うか何かを捨てるかしていないと気分が優れない。会社からもらった謎の巨大なお菓子を捨てると甘い匂いがした。たった一本のタバコを吸うだけの時間がどこにもなくて、今日も喫煙所を探している。部屋でタバコを吸っていると苦情が入るから、プルームテックを明日見に行こうと思う。

もうずっと同じことを繰り返していて、誰かに愛されたくて、誰かを愛したくて寂しい毎日だけが過ぎ去って行く。誰かを理解することが苦手でどうしようもない。付き合うということが不得意なんだと思う。酒を飲んでその辺の男とするセックスはただただ虚しくて、悲しくて、現実が槍になって体に突き刺さる。手首を切ることをすれば明日が虹色に輝くのかな、なーんて馬鹿馬鹿しい。自称行為はアナルセックスだけで充分だ。

文章を書くことはおれにとっては苦痛でしかなかった。いつでも吐き出せる場所ってことはない。自分をすり減らしてものを書いている。この体がちぎれてしまう前にどこかに残しておきたいと強く思う、ただのオナニーと一緒だった。感じたことや考えたことが消えてしまうのがとてつもなく怖かった。どうして24年も生きているのに自分に残ってるのは数少ない思い出ばかりなんだろうと思う。付き合った人の顔、どんどん忘れて行くんだろうと思う。あの時確かにあの人のことを好きだったはずなのに、その記憶がどんどん薄れていくのが怖い。なんて自己満足でわがままなんだろうとおもうけど、それでも怖いのは自分が大切だからなんだよ。自分を大切にしたい。大事にしたい。いろんなどうでもいいこと、つらいことから守りたいだけなんだよ、おれは。

そして始まった東京での生活。絶対に今度こそ幸せになってやる。