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酒と音楽が好きなゲイのブログ

フェアリーテイル

4/23
前日の晩に思い立って、友達と2人で嵐山に行くことに。

春の嵐山は観光客が多くて、まっすぐ歩けなかった。人力車を押す、お兄さん達を品定めしながら竹林を歩き、祇王寺で苔を見た。どんなものでも金にしてしまう京都という街を感じた。いつものように古びた、ババアが1人でやってるような喫茶店で暖かい日を浴びながら、ミートソースのスパゲティを食べた。

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春といっても太陽が照っていると体が火照る。首筋に流れた汗を、春の風が優しく触れた。京都の山々を見渡すことができる寺で炭酸のジュースを飲んだ。

夜は河原町を散策した。
鴨川を歩きながら、今夜はブギーバックを口ずさんだ。
立ち飲み屋で食べたホワイトアスパラとトマトのサラダは美味しかった。

ここんところ、恋愛をする気が一切おきないし、仕事もつまらなかったから自然に触れたり、美味しいものを食べたりして落ち着いた。

ずっと胃が荒れてるような気がしてて、胃薬は欠かさず飲んでいた。薬に頼りすぎるのは禁物だが、酒に頼るのもよくないと思う。
酒を毎日煽るのは、寂しさや悲しさから逃げる為だった。酒をたらふく飲めば、いろんなことがどうでもよくなる。いろんなことを考えなくて済む。そうしていたら、何故だかいろんなことを忘れるようになった。記憶力が衰えている気がする。少し前のこと、やろうとしてたことが思い出せないことが多いから、デスクが付箋だらけになった。紙で埋もれた仕事場では、何をしたいのかも、何をしているのかもわからなくなった。とにかくどうでもよくて、誰にも会いたくなかったし、誰にも触られたくなかった。誰にも触られたくないくせに、なんだかんだで人と眠る。相手が満足すれば自分のことを諦めたり、飽きたりしてくれると思った。自分に自信はないけれど、それでも言い寄ってくる人はいる。その人のお腹を満たすには寝るのが手っ取り早いし、わかりやすい。
好きでもない人、恋人候補の人とベッドで眠るたびに、その人が使っている柔軟剤の匂いが香り、その人が部屋から出ていった後もその匂いはしばらくそこに居座っていた。その人がまだ部屋にいるみたいな気がして、気持ちが悪かった。

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4/25
会社で初めて発表をした。今年度の決意表明だった。終わった後で、東京の人間がおれの発表を酷評していたことを聞いた。頑張ったのにな、つらいな、とは思わず、年寄りは誰かをいじめていないと気が済まないのはどこに行っても同じなのだと知らされた。同時に誰かが自分を傷つけてくれることに安心したし、これからも傷つけてくださいと思う。どうせ、てめえら先に死ぬくせによ。

夜は課の飲み会だった。
2軒目で飲みすぎて、記憶を失くしてしまった。会社ではすぐ女の子とやっちゃう、音楽と酒が好きな暴れん坊というキャラクターで過ごしているから、このくらいが丁度いいのかもしれない。
帰宅したら、ベランダが何者かによって荒らされていた。茶色い液体で汚されたベランダが誰の手によってそうなったのかはわからなかった。酔って帰ったのに、怯えながら、眠りについた。
起きたら、プリンの生どら焼きの袋が落っこちていたので、どうやら泥酔して食べたらしいが、一切覚えていない。

 

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