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酒と音楽が好きなゲイのブログ

人は簡単に心が減るから

入社してから早くも1ヶ月が経ち、毎日日を重ねるごとに会社に行くのが嫌になっている。眠すぎる朝、座れない満員電車、やる気がないと上司に言われては拗ねている。社会は本当に甘くないと近頃痛感する。具体的になにが?と聞かれると難しい。とにかくやってみたらわかるよ、としか言えない。仕事という仕事をしていない日常で、研修は面白くないし、楽しくない。そう、楽しくない。遊びじゃねえんだ、仕事はってよく言われたりするけど、そんなことどうでもいい。楽しくなきゃやりたくないにきまっている。そんなの当たり前だ。

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28日の朝、首に注射を打ち、そのまま取引先に直行した。1時間も早く待ち合わせ場所に着いてしまったため、どこかで雨宿りできる場所はないかと探した。外はしとしとと雨が降り、気温は少し低く、肌寒い。スーツ姿の俺には容赦のない天気と気温である。外を探していると大通りに面したところにスターバックスがあった。無駄遣いはしたくなかったけど、初任給が入ったことだし、少しくらいいいだろうと思った。スターバックスで一杯のコーヒーを飲むくらいの贅沢は誰にだって手に入れられると自分を説得し、入店した。おれは特別な時以外はホワイトモカしか飲まない。ほどよい気温の店内で飲む、暖かくて甘いホワイトモカに心が満たされた。心が減っているということをホワイトモカに気が付かされた自分がいた。甘いものを体に入れたためか、温かいものを飲んだためか、それともお金を払ったからなのか、心は満たされた。要するに元気が出たのである。毎日の会社の研修でどんどん心がすり減っている。そんな自分に足りないものは充電であった。急速に充電することの近道は眠ることだと思っていたからこそ、毎日帰ってご飯を食べては21:00には就寝していた。それで、朝が来ると憂鬱だった。けれど、本当に必要な充電の情報は、こういった近くにある甘いもの、暖かさであった。店員の笑顔や丁寧な所作。3年間この会社で働いてそれでも嫌な気分が続くなら、スターバックスの社員になりたいと思ってしまった。